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更新日:2017年06月13日
- 大人塾10限目:「部下が出来ない仕事を振る」
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今回は、当社の代表が語る 『 部下が出来ない仕事を振る 』 というお話です。これは当社での部下への仕事の与え方の基本的考え方です。根本的に「仕事を通して人を育てる」と言う考え方を優先し、単に業務が完遂することだけを良しとは考えていません。結果の成功は必要ですが、その仕事を通して、人が育っているのかと言う課題が達成できていなければ管理者としての任務が果たせていない、と評価されます。まず、自分が出来る仕事を自分がしようとする上司は、新しい仕事や自分が未来のためにするべき仕事をしていないのです。上司は、未来の事を考えて、もっと改善するべき事や新しい取り組みに力を注がなければなりません。それなのに、目の前の仕事に対して、部下にやらせるより自分がやった方が早いからと言う思考で自分でやってしまう人がいますが、それでは本来の上司の仕事、管理者の仕事を放置してしまっています。自分が出来る仕事は部下にやらせるべきです。それが本来の上司の仕事に取り組む事につながります。また、上司が出来る仕事を部下に振ることで、部下は上司の補助役として責任を感じて仕事ができます。それに、上司が今までやってきた事を自分に任せられるのですからやり甲斐も生まれます。もし、その仕事が、部下が今までに取り組んだ事がない仕事であれば、新しい仕事を経験し、新しい学習が出来るのです。と言う事は、部下に仕事を振る時にどのような仕事を振るべきか、と言うと。。「......くん、この仕事君にできるか?」と頼んだ時に、「はい、大丈夫です。出来ます」と応えられたら、その仕事は別の部下に振った方がいいでしょう。逆に「やった事がないので出来ません」「出来るかどうか知らないので自信がありません」などと応えられる場合に、是非その仕事を振ってみて下さい。上司であるあなたは、その部下に自信を持たせ、ヒントを与え、時にはやり方を教えて、是非任せてみて下さい。部下は経験のない新しい領域にチャレンジし、新たな経験と知識を身につけます。それによって部下はさらに成長し、結果的には、上司であるあなたも本来の業務に取り組め、全体の業務が進んで行きます。やれますと応えられる仕事は振らない、やれないと応えられたら、振る事が部下のためにもあなたのためにも未来のためにはいいことなのです。でも、失敗する可能性がありますね?そうです、部下の成長よりも成功しなければならない課題ならば、上司であるあなたがきちんと部下を導いて成功につなげるべきです。もし、多少失敗してもいい状況ならば、部下への指導は程々にして、自分で考えさせてチャレンジさせてみて下さい。部下は失敗してもそのように自分の頭で考えて、かつ、失敗した時の悔しさも経験させた方が、さらに未来のためにはいい経験となるでしょう。間違ってもその場合に部下の責任だけを追求し、自分の指導のなさを反省しないような上司てあってはなりません。上司なら、部下が多少失敗しても取り返せる対応策を用意しておく事が大事。リスクヘッジも上司の仕事。上司は部下を成長させてこそです。是非、「そんな!無理です!」と言う部下に無理やり仕事を振ってみて下さい。勿論、勇気を与えて。
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